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Honey and Bear

ここは、マンガ・アニメの感想ブログとなってます。 また、男性同士の恋愛マンガについての表記もありますので、初めてご訪問された方は、『ごあいさつ』をお読みください。

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言ノ葉ノ花


1回、完成した感想文が全部消えましたよ。
なんでー!!!


と言うわけで、CDの感想です。



原作:砂原糖子
三年前から突然人の心の声が聞こえ始め、以来人間不信気味の余村。
ある日彼は、自分に好意を持っているらしい同僚の長谷部の心の声を聞いてしまう。
罪悪感を覚えつつも、言葉で“声”で、一途に注がれる愛情が心地よく、余村も長谷部を好ましく思うようになる。
そしてついに長谷部の告白を受け入れるが、余村が心の声を聞けると知った長谷部の反応は意外なものだった・・・。

出演
余村和明:神谷浩史、長谷部修一:小野大輔




以下、感想。

同じものは二度と書けないんだよ・・・。







聞く前の予想とは違い、とても良い作品になっていました。


余村役の神谷さんは、一般男子を演じられていて心地よかったです。
同じ会社から出ている「ひめやか~」のモノローグは、ナレーションのようであまり好きではなかったのですが、今回は演じる人物が異なるのもありますが、「普通の男性」のモノローグで非常に聴きやすかったです。
Disc1では、長谷部の真摯な気持ちに戸惑いながらも引かれていく心情を丁寧に演じられていました。
原作を読んだ時もそうだったんですが、駅で神様に祈るシーンでは思わずもらい泣きしそうになりました。
Disc2では、心の声が聞こえなくなった時のテンションの高さが気になりましたが、その後の聞こえないからこその不安を長谷部に吐露するシーンとのギャップに、よいスパイスとなっているように感じました。
Hシーンでは、声が高くなるのが少し気になりました。
可愛いんですが、あくまで普通の男性として演じて欲しかったです。


長谷部役の小野さんは、フリートークでも語っていましたが、難しい役を自分なりに解釈して演じていたと思います。
原作を読んでいた時には、もっと感情を押し殺したような話し方をすると思っていましたが、小野さんの長谷部は「口下手」という言葉が似合う不器用な男性に仕上がっていました。
Disc1では、素っ気無い口調とは裏腹に、余村に向かって真摯に注ぐ心の声が音響さんの効果もあって非常に印象的です。
Disc2では、前半とは異なり距離が近づいたような声で演じていました。
最後の方の「俺の気持ちをないものになんて、しないでほしい」という言葉は、原作同様、泣きそうになりました。
ただ所々、滑舌が微妙な部分があったので少し残念でした。


脇を演じられている方々も作品の空気に溶け込むような声質の人ばかりでした。
一番気がかりだった女性声優さんも、落ち着いた声の方々だったので安心して聞くことができました。

あと、BGMが良かったです。
声入りのBGMは聴いていて気になりましたが、それを差し引いても作品の雰囲気に合ったものを使用されていて気持ち良かったです。


不安だらけだったドラマCDですが、作品の空気を壊さず完成させて、原作のいちファンとして純粋に嬉しかったです。
購入して良かった。




あ、フリートークはいつもの二人でした。
本編の後のトークは神谷さん仕切りでテンポよく。
特典トークは小野さん仕切りでグダグダに。
しかもラジオを聴いていないと、いまいち良く分からないような点もあったように思います。
それでも面白かったです。
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